冬になったらしっぽくうどん | TRAVEL KAGAWA

いりこ（カタクチイワシの煮干し）出汁で煮込んだ冬野菜などの具材を“かけうどん”にたっぷりと載せていただく、香川県の冬を代表する郷土料理です。県内のうどん店の多くでは冬季限定で提供されており、寒くなるとしっぽくが恋しくなる県民も少なくありません。

県産材料にこだわり、冬野菜が旬を迎える時季に合わせて提供を始めます。里芋は特有の旨みが濃い親芋を、にんじんは甘みと色の濃い金時にんじんを使っています。栄養満点のしっぽくうどんは創業以来の冬の定番。心待ちにするお客様も多い人気商品です。

しっぽくと看板メニューの肉うどんが合体した贅沢な１杯。絶妙な柔らかさに仕上げられた分厚い野菜と、甘辛い牛肉と玉ネギとのコラボは悪魔的なおいしさ。大ボリュームなのもうれしい。

何種類もの素材を、煮崩れず同じ柔らかさに炊き上げる技はまさに職人芸。和食の汁物のように上品かつ、旨みに溢れた出汁も絶品です。

大根やにんじん、鶏肉、油揚げなど、たっぷり入った素材から出たうま味と甘味が、何とも言えない優しい味で、ほっこり癒されます。

たっぷり盛られた具材は野菜が主役。少し濃い目の味付けが絶妙にマッチ。さらに上質のすり身の天ぷらや豆腐が華を添えてくれます。

香川の郷土料理「あん餅雑煮」にうどんが入った１杯。甘じょっぱい味が不思議とクセになります。冬季のみの白味噌仕立てもぜひ。
※白味噌アン雑煮うどんは11〜3月限定