県民だけが知っている 冬グルメ

カキ小屋に行ってみよう!!

1.カキ小屋ってどんな場所?

【香川の冬の風物詩】

県産カキが旬を迎える冬になると、各地で季節限定のカキ小屋がオープンし、多くの人がカキ焼きを楽しみます。高松市ではカキの家計支出額が全国1位になる(総務省2022年家計調査)など、香川県は全国屈指の「カキ好き県」と言えるかもしれません。

【穏やかな海沿いに集中】

波が穏やかで栄養豊富な瀬戸内海はカキの養殖にぴったり。カキ小屋の多くも海沿いに集中しています。香川県では内湾にカキいかだを設置しやすいこと、夏に海水温が高く冬に低下することなどから、良質なカキが生産されています。

【生産者直送でおいしい】

カキ小屋の多くは生産者によって営まれているため、大切に育てたカキを一番おいしいタイミングで味わうことができます。鮮度抜群の殻付きカキを鉄板で豪快に焼き、身も心も温まったら潮風を浴びて一休み…冬のカキ小屋ならではの光景です。

2.カキ小屋についてもっと知ろう

●色々なスタイルがある

多くのカキ小屋は食べ放題制。大きな特製鉄板にどっさりと殻が付いたままのカキを並べて豪快に焼きます!予め量が決まっているお店もあります。

HOW TO カキ小屋
①鉄板を囲んで座ろう
②焼き方を聞いて、いざ!
③利き手にナイフ、逆の手に軍手を
④お好みの味付けでどうぞ

●調味料×トッピングで味わい無限大!

定番のレモンや醤油のほか、チーズやバジルソースなど様々な調味料とトッピングが用意されています。調味料の持ち込みOKのお店もあります。
※お店によって用意されている調味料等は異なり、有料のものもあります。

●サイドメニューもいろいろ

カキ飯やカキ汁、カキフライといった定番メニューに加え、カキのオイル漬けや佃煮、煮付けなど、生産者ならではのめずらしいカキメニューがあるお店も。

3.カキ小屋に行ってみよう!

香川県内では主に三豊市詫間町、多度津町白方、高松市牟礼町、さぬき市志度などでカキが生産されており、カキ小屋が集中しています。ここではその一部をご紹介します。

【カキ小屋をもっと楽しむために】

・カキ小屋は事前予約がおすすめです。
調味料などの持ち込み可否は各店舗にご確認ください。
・食べ残しはNGです。
・多くの店舗は11月~3月までの営業となります。詳しくは各店舗にご確認ください。

《さぬき市志度》かき焼き わたなべ

豊富すぎるトッピングと
サイドメニューも魅力

カキ養殖漁師が営む、カキ焼き食べ放題のお店。カキはそのまま焼くだけでもおいしさを堪能できますが、20種類以上ある無料のトッピングを乗せて味を変えるのもおすすめ。食べ放題はカキご飯・カキのみそ汁付き。サイドメニューも充実していて、中でもカキの煮付けは絶品です。また海を眺めながら食事ができる2階席も◎。

【食べ放題】 120 分 3,700 円/人 カキ飯、カキ汁付き

さぬき市志度5382-47
087-894-8676(予約は電話のみ)
火曜定休、12/29 ~1/3 休
月・水~金曜12:00 ~ 15:00、17:00 ~ 22:00、土日祝 11:00 ~22:00(予約優先)
■ 50 席/P 共同20 台・専用3 台
《さぬき市志度》かき焼き わたなべ 志度湾はカキ養殖に最適!

●旨さのひみつ

カキはプランクトンを食べて成長するので、波が穏やかで川から流れ込む栄養が流されにくい志度湾のカキは、旨みをたっぷり蓄えます。またカキは水温が1度下がる毎においしくなると言われていて、旬の冬には日毎に旨さとプリプリした食感が増していきます。

●おすすめの食べ方

まずはシンプルに焼いてそのままの味を楽しんで下さい。ポン酢や大根おろし、レモンも、カキ本来の旨みを引き立ててくれます。程よく食べたらトッピングで味を変え、自分だけの組み合わせを見つけるのも楽しいですよ。

出始めのカキは小ぶりで味が濃く、シーズンが進むにつれて大きくあっさりしていきます。それぞれ違ったおいしさがあるので、食べ比べてみて。

写真左:かき焼き わたなべ 八村治樹さん/右:八村裕之さん

《さぬき市志度》カキ焼き かきの山

おいしいカキを“山のように”味わって

店名は「カキをたくさん食べてもらいたい」という想いから。濃厚な自家製カキのオイル漬け、サクサクのカキフライ(以上+500円)、プリプリのカキがたっぷりのカキ飯もおすすめです。木目調の温かな雰囲気の店内で思う存分カキ焼きを楽しめます。

【食べ放題】 120分 3,800円/人
カキ飯、お汁付き(+500円でカキオイル漬け、カキフライ、デザート付き)

さぬき市志度5382-50
087-880-7649(予約は電話のみ/2名〜)
火曜定休、12/30〜1/3休
11:30〜14:00、17:00〜21:00(最終入店時間は電話にて要相談)
■ 40席/P共同20台
《高松市牟礼》かき焼 中西

カキ小屋ブームの初期からある老舗

店頭購入可(要予約)

創業30年超の同店では、ふっくらとしたカキ焼きを存分に味わえます。来店してから炊き始める女将さん自慢のカキ飯は、おいしいと評判で残ったものは持ち帰りも可能。他、カキのみそ汁付き。飲み物は持ち込みを。

【食べ放題】 120分 4,000円/人 カキ飯、カキ汁付き

高松市牟礼町原623
087-845-7460(完全予約制/予約は電話のみ/4名〜)
火曜定休、12/31〜1/3休
10:00〜21:00(最終入店19:00)
■ 40席/P20台(大1台、中以下2台)
《坂出市》みき水産

カキ焼き+名物・海鮮太巻きも!

店頭購入可(要予約)

専属漁師が志度湾で育てた新鮮なカキを直送。食べ放題に付く瀬戸内海産の鯛やハマチの他、イカ、マグロなど鮮度抜群の海鮮が巻き込まれた名物の太巻きは、1人5切とボリューム満点です。他、鯛あらのお吸い物付き。

【食べ放題】 120分 3,500円/人 太巻き、鯛あらの吸い物付き

坂出市王越町1779-11
0877-42-0124(完全予約制)
火曜定休、1/4〜6休、12/30〜1/3は18:00まで
11:00〜13:00、13:30〜15:30、16:00〜18:00、18:30〜20:30の入替制
■ 55席/P15台(大1台、中以下3台)
《多度津町白方》焼き小屋 さと

カキづくしのコースを堪能

県内屈指のブランド牡蠣「白方(しらかた)かき」を炭火焼きで味わえるお店。旨みが強く、加熱しても縮みにくい大粒カキを厳選して提供。カキ焼き以外にカキ飯やカキの佃煮、オイル漬けなど、カキ好きにはたまらない逸品揃いです。

カキ焼き 2kg 3,500円/人
※食べ放題ではありません ※余った分は持ち帰りも可
カキ飯、豚汁、カキ佃煮、カキオイル漬け付き 

仲多度郡多度津町大字西白方245-1
090-4500-7873(完全予約制/2名~)
月・火曜定休(祝日の場合営業)、12/25〜1/1休※水・木曜は昼のみ営業
12:00〜14:00、18:00〜20:00
■ 20席/P大人数の場合は要相談
《さぬき市志度》オイスタロー

新鮮・濃厚なカキを
テイクアウト&お弁当も

お取り寄せ

【持ち帰り・通販のみ】
※弁当は土日祝日のみ、11:00~数量限定

さぬき市鴨庄4716-14
080-6377-5857
火曜定休(祝日の場合営業、翌日休)
9:00〜17:00
■ P10台(大1台、中1台、マ1台)
※カキ焼きの価格は全て大人価格(税込、2023年12月時点)です(小人価格は各店にお問い合わせください)
※P表記…大=大型バス、中=中型バス、マ=マイクロバス