善通寺・琴平エリア
-
01 灸まん美術館
香川県琴平町近郊の「灸まん美術館」は、金比羅山(象頭山)を望む地にあり、郷土出身の芸術家・和田邦坊を紹介する「和田邦坊画業館」や地元作家の発表の場となるギャラリーも併設。ふるさとの文化と芸術に触れられる観光スポットです。
-
和田邦坊とはどんな人?
琴平町出身の和田邦坊(1899~1992)は時事漫画家・小説家・デザイナー・画家としてマルチに活躍した人物。代表作は風刺漫画《成金栄華時代》など。戦後は、物産品の包装紙デザインを数多く手掛け、地域のブランドイメージを広げたことでも知られています。
-
総本山善通寺 五重塔
(内部は通常非公開)総本山善通寺の五重塔は、基壇から相輪までの高さが約43メートルで、国内の木造塔として3番目の高さです。すべての階の天井が高く、人が立って歩けるようにつくられています。さらに中心の柱「心柱」は地面に立っておらず、最上階から鎖でつり下げられている特別な構造です。この仕組みは今でも謎が残るといわれ、見学する人の興味をかき立てます。建築の不思議を感じられる香川ならではの名所です。
-
旧善通寺偕行社
旧善通寺偕行社は、明治36年に第十一師団の将校たちによって竣工された歴史的建造物です。偕行社は、各地の師団所在地に社交場として建てられました。全国的に現存する偕行社建築は少なく、旧善通寺偕行社は当時の歴史を今に伝える貴重な建物です。
-
02 金刀比羅宮
「こんぴらさん」として親しまれる金刀比羅宮は、古くから海の神様として全国から信仰を集め、年間約400万人が訪れる県内最大の観光名所。明治初頭の神仏分離により、神社として再興するため社殿には独自の意匠が施され、渡り廊下など一連の施設と共に優れた景観を形成。御本宮は素木造りを採用し、天井には蒔絵で桜の模様が施されるなど、歴史的・文化財的価値が高く、見どころがたくさん。2024年8月、新たに12の建造物が国の重要文化財に指定されました。
-
表書院
諸儀式や参拝に訪れた人々との応接の場として用いた表書院は、江戸前期に建てられ、1955年に国の重要文化財に指定。江戸時代を代表する天才絵師・円山応挙が障壁画を5つの部屋に連ねて描いた圧巻の構成となっています。
- ●営業時間/9時~17時(最終入館16時30分)
- ●定休日/火曜日 ※火曜日が祝休日の場合は翌水曜日を休館
- ●料金/一般 800円、高・大生 400円、中学生以下 無料
せとうち美術館ネットワーク割引券:一般 640円、高・大生 320円
琴平海洋博物館 相互割引:一般 500円、高・大生 300円
-
奥書院 (非公開)
一般非公開である奥書院は江戸前期に建てられ、1955年に国の重要文化財に指定。「上段の間」は、伊藤若冲の「百花の図」で、床の間、壁、襖と、四方が201図の草花で包まれています。
-
高橋由一館
「日本で最初の洋画家」といわれる高橋由一の代表作「豆腐」をはじめ全27点を所蔵。20点の作品を順次展示。
- ●営業時間/9時~17時(最終入館16時30分)
- ●定休日/火曜日 ※火曜日が祝休日の場合は翌水曜日を休館
- ●料金/一般 500円、高・大生 300円、中学生以下 無料
せとうち美術館ネットワーク割引券:一般 400円、高・大生 240円
琴平海洋博物館 相互割引:一般 350円、高・大生 200円
-
宝物館
金刀比羅宮宝物館は、明治38年築の和洋折衷建築で、青木石を用いた二層建て。唐破風の玄関や入母屋造の屋根が重厚な趣を放ちます。館内には十一面観音立像や大祭行列図屏風など、貴重な文化財が展示されています。
- ●営業時間/9時~17時(最終入館16時30分)
- ●定休日/火曜日 ※火曜日が祝休日の場合は翌水曜日を休館
- ●料金/一般 800円、高・大生 400円、中学生以下 無料
せとうち美術館ネットワーク割引券:一般 640円、高・大生 320円
琴平海洋博物館 相互割引:一般 500円、高・大生 300円
-
白書院旅行会社向け特別プラン
「白書院」での瀬戸内の旬の食材を贅沢に使った和洋折衷のフレンチコース。金刀比羅宮の芸術と美食に浸る非日常体験が味わえる特別なひとときをご堪能ください。
- ●奥書院の特別内覧や白書院特別プランに関するお問い合わせは、087-832-3362(香川県観光振興課セールスグループ)まで。
-
カフェ&レストラン 神椿
石段500段目にある、こんぴらさんの森が見渡せるレストラン。香川県産の食材をふんだんに使用したコース料理を楽しめます。カフェテリアでは人気の「神椿パフェ」を中心としたスイーツや軽食など、参拝者の憩いの場となっています。カフェとレストランの壁には、濃淡のある青一色で描かれたヤブツバキの壁画が。600枚以上の有田焼の陶板で構成されているダイナミックな陶板壁画は必見です。
-
03 旧金毘羅大芝居(金丸座)
天保6年(1835年)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。昭和45年に国の重要文化財に指定されました。四国路の春の風物詩として花形役者が共演する「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の舞台ともなっています。
-
おすすめアクティビティ
染匠 吉野屋
大正元年創業。「四国こんぴら歌舞伎大芝居」のノボリを第1回から制作する老舗染物屋。藍染、のり染のワークショップも随時開催中。
-
おすすめアクティビティ
五人百姓 池商店
金刀比羅宮境内で商売を許可されている「五人百姓」の一軒。名物の加美代飴の製造見学や購入ができるほか、伝統の飴を使ったソフトクリームやフルーツ飴など、「飴屋さんのおやつ」シリーズを季節ごとに楽しめます。また、「人に伝えたくなる琴平学」というコンテンツも提供しており、ご利益を願う飴作りとセットで体験可。(要予約)





















