美食探訪
和三盆糖
塩や綿とならび 「讃岐三白(さぬきさんぱく)」 といわれ、 特産品の一つである砂糖。 繊細な甘みが特徴の和三盆糖は、 江戸時代に将軍徳川吉宗が糖業を奨励したことで、高松藩主の松平頼恭が製糖を命じ、 藩の財源を支える一大産業にまで発展しました。
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ちょっといい日の和三盆
和三盆糖の干菓子を製作。手彫りの菓子木型と手作りの和三盆糖から作られた、優しい甘さと上品な味わいが特徴です。贈る喜びと受け取る笑顔を想像しながら、一つひとつ丁寧に作られています。栗林公園の前にある「tea stand」では和三盆糖をふんだんに使用したスイーツなども楽しむことができます。
美しい和菓子文化を支える菓子木型
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和三盆糖の干菓子づくりに欠かせない、香川の伝統的工芸品である菓子木型。体験ルーム「豆花」では、菓子木型を使った和三盆糖の干菓子や練り切りづくりを体験できます。四季の風物や吉祥文様など多種多様な木型は選ぶ楽しさもあります。隣接する木型のショールーム(市原氏の工房)も見学可(要予約)。
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香川県伝統工芸士
市原吉博(いちはら よしひろ)さん1973年に木型職人として彫りはじめ、1999年に県の伝統工芸士に認定。2004年には卓越技能章「現代の名工」を授与される。2006年黄綬褒章受章、2020年高松市文化奨励賞受賞。現在は四国で唯一の菓子木型職人として活動中。
宇多津の塩
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瀬戸内海の海水で塩田体験
17世紀半ばから昭和30年代まで続いた入浜式塩田を再現。国内でも貴重な約900平方メートルの塩田と茅ぶき屋根の釜屋で、職人による、昔ながらの塩づくりを体験することができます。
讃岐桶樽
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木の温もりを感じる木製弁当箱
讃岐桶樽の伝統的な技法を生かして作られた桶型弁当箱。谷川木工芸のロングセラーであるお櫃を弁当箱へと生まれ変わらせました。なんとレンジが使えるシリーズもあり、温められるのも魅力。
Restaurant Information(中讃エリア)
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瀬戸内海を一望できるカフェ
宇多津町産の古代米を使用したホットサンドやドリアを楽しむことができます。全面ガラス張りの店内から望む瀬戸内海は格別です。
※価格は全て税込み(2024年8月末時点)です ※P表記…大=大型バス、中=中型バス、マ=マイクロバス