アート散歩(土庄町)

ミステリアスな魅力満載・迷路のまち

昔ながらの入り組んだ細い路地が残る土庄本町。外敵や強風から島民を守るために意図的に複雑なまち並みを形成したといわれていて、「迷路のまち」と呼ばれています。
このエリアでは、点在する「妖怪美術館」を訪れながらの散策が人気です。まずは妖怪美術館01(❶)で5館共通クーポン※を購入し、散策スタート。5つある美術館では、館長を務める妖怪画家・柳生忠平氏や国内外のアーティストの作品をはじめ、毎年開催される「妖怪造形大賞」に応募されたさまざまな妖怪作品(❷)などが趣向を凝らして展示されています。どれも古い建物を利用しているので、レトロでミステリアスな世界観が妖怪にぴったり。建物に描かれた柳生館長の妖怪画(❸)もおすすめの撮影スポットです。

路地や美術館を楽しみながら、小豆島霊場第58番札所の西光寺を目指しましょう。西光寺の赤い三重塔(❹)は、土庄本町のシンボル。町のどこからでも見ることができるので、迷った時の目印になります。塔がある高台から見下ろせば、パズルのように複雑に並ぶ屋根(❺)が「迷路のまち」を実感させてくれます。
4月からは、妖怪美術館が夜間営業も開始。昼間とはまた違った雰囲気が楽しめます。妖怪アートと古いまち並みのコラボレーションを味わってください。

※妖怪美術館全5館共通入館クーポン(音声ガイド付き):大人2,900円、中高生1,450円、12歳未満無料

naoki onogawa museum

折鶴アーティストとして注目を集めている小野川直樹の美術館。わずか1cm四方の色紙をひとつひとつ手で折った鶴が織り成す、繊細なアート作品が展示されています。指先に乗る小さな折鶴たちで構成された、モダンな盆栽のような「小宇宙」をお楽しみください。

土庄町字東元浜甲289-33 TEL:0879-62-0221
[営業時間]10:00~18:00 (受付は17:00まで)
[定休日]水曜日(祝日は営業・臨時休業あり)

Break Spot

405 CAFE ❼

翼のクッキーをつけたエンジェルソフトや自家製カタラーナなど、フォトジェニックなスイーツが人気。オーガニック栽培の豆を使った珈琲やオリーブの葉を活かしたミルクティなど、こだわりのドリンクも楽しめます。

土庄町甲413-2 TEL:0879-62-9889
[営業時間]10:00~17:00
[定休日]水曜日(祝日は営業)

土渕(どふち)海峡 ❽

「世界で一番狭い海峡」として平成8年にギネス認定された土渕海峡。全長2.5kmの海峡で、一番狭いところは幅9.93mしかありません。海峡上には3つの橋があり、歩いて渡ることができます。
土庄町役場では、絵ハガキになった横断証明書(100円)も発行しています。

[問合せ]土庄町商工観光課TEL:0879-62-7004